筋力・筋量を伸ばし、体脂肪を落とすための栄養管理に関する情報を網羅的にまとめた一冊です。これまでに6ヶ国語で出版、10万部以上を売り上げ世界で高く評価されています。 「ピラミッド」のコンセプトは、栄養管理に関する情報に優先順位を付けて整理する枠組みです。具体的な内容としては、一般トレーニーの増量・減量のための食事設定に関する基礎知識はもちろん、ボディビルとパワーリフティングの競技者に特化した栄養戦略も取り上げます。 筆頭著者は運動科学と栄養学の研究に精通するEric Helms博士。総数336本の参考文献と実践の場で得られた経験をつなぎ合わせた「科学的知見に基づく実践ガイド」の決定版。 【主な項目】 第1章：食事管理のツールと心構え ● 白黒思考の弊害 ● データを取る食事管理 ● データを取るべきか否か 第2章：カロリー収支（Level 1） ● 目標設定 ● カロリー収支が釣り合うベースライン ● カロリー摂取量を数字で管理するのは必要か ● 増量か？減量か？ ● Energy Availability（利用可能エネルギー） 第3章：三大栄養素・食物繊維（Level 2） ● 三大栄養素の決め方 ● 減量の場合 ● 増量の場合 ● 三大栄養素の計算例 ● インスリン感受性が低いとは？ ● 食物繊維 第4章：微量栄養素・水分（Level 3） ● ビタミンとミネラル ● 食べ物を「取り入れる」アプローチ 第5章：食事回数・タイミング（Level 4） ● 減量期間全体でのタイミング ● ダイエット休みの科学 ● リフィード ● 食事回数 ● トレーニング前・中・後の栄養補給 第6章：サプリメント（Level 5） ● サプリメントを摂る目的 ● 健康増進のためのサプリメント ● パフォーマンス向上のためのサプリメント ● サプリメントの品質と安全 ● 役に立つサプリメントか 第7章：経過チェックと摂取量調整 ● 体脂肪率測定の問題 ● 体重の測り方 ● 身体の見た目 ● トレーニング成績 ● 身体のサイズ ● すべてを組み合わせて状況把握 第8章：競技者のピーキング ● ボディビルコンテストに向けたピーキング ● カーボローディング ● 水分と電解質