○ 将棋駒名匠香月作の上彫駒になります。昭和31年購入となっていますので、約65年前の作品です。香月さんは大正10年生まれですので、35-6才の時の作品だと思われます。名人大山康晴より、名匠と呼ばれたことでも知られています。この駒の最大の特徴は縦の線の深彫にあると思います。今ではこんな彫は彫られていないと思います。力強さと緻密で繊細さ、龍王などの跳ねの線など見事だと思います。古さゆえの漆の剥げなども見られますがそれも経年の持つ味わいだと思います。古民家の持つ暖かみみたいなものが感じられます。○ 将棋盤本桂の木裏盤になります。この盤もかなり古いものと思われます、盤面に指し傷なども有りますがまだまだ綺麗な方だと思われます。盤面の漆の線引きも細くてしっかりしていますので、太刀盛りではないかと思われます。一に本榧二に本桂と云われています、盤厚もかなり有りますので本格的な指し味も楽しめるものと思われます。本榧が富士山だとしたら、本桂の盤は里山のような感じです。中には榧盤より桂盤が良いとおっしゃる方も多くいらっしゃいます。この盤に香月の駒、相性は良いと思いますよ。　　　(サイズ)　　　縦36cm×横32,8cm×盤厚14,7cm 高さ25cm 重量　8,0kg 多少の誤差はお許しください。○ 駒台DIY作品です。天板＝本桂12cm×12cm、下台＝(名木)パオロッサ10,5cm×9,4cm 高さ24cm両方とも白田の部分を入れ、遊び心で作ってみました。中々オシャレで盤とのマッチングも良いと思います。(自画自賛、笑)○ 駒袋他の駒についていた物ですので詳しくは分かりません。(難あり)と言いますのは駒袋に入れると、元箱の蓋が閉まりにくく少し浮いてしまいます。少し深めの駒箱をお求め下さい。サービス程度と思って下さい、でも無いよりは良いと思いますよ。○ 桐の平箱は撮影用ですので、付属しません。○ 品ですので購入後の返品には応じられませんので宜しくお願いします。