フュルステンベルグのティーポットドイツの７大名窯、フュルステンベルグ窯、『アルト・フェルステンベルグ』形状の『ブンテ・ブルーメ』柄のティーポットの出品です。ドイツの陶磁器といえば、マイセンが有名ですが他にも名窯があってフュルステンベルグもそのうちのひとつです。設立は１７４７年で２７０年も続いている、伝統を重んじる所です。このポットの形状は、アルト・フェルステンベルグと呼ばれていて、設立から作られ続けている伝統的な形状です。取っ手の形が特徴的で、カップもポットも同じ取っ手形状なんです。フェルステンベルグでは今でも設立当時の２７０年前と同じ手法で作られていて、ハンドペイントだけでなく土から形を作るのも熟練した職人さんの手でひとつひとつ作られています。特にティーポットになると、１０個前後のパーツに分けらけて形成されて組み合わせて作られています。そのような手作業がいまでも続けられているひとつの理由がフェルステンベルグ窯があるのが人口１０００人ほどのフェルステンベルグ村だからです。フェルステンベルグ窯の製品はその小さな村だけで作られ続けています。マイセン等が安い人手をもとめて海外まで行っているのに比べてフェルステンベルグ窯は小さな村で昔と同じ手法で作られています。フェルステンベルグ窯のデザインはシリーズ化されていて、真っ白な製品、青い染めの製品等々あるのですが、このティーポットは『ブンテ・ブルーメ』シリーズです。色鮮やかな花という意味で、その通りの美しい花々がハンドペイントで描かれています。大きさはひとり用サイズで、ひとりでのんびりとティータイムを過ごすときのお供になりますね。２７０年の伝統がありながら、今でも十分通用するティーポットなのはすごいですね。ティーポットの状態は目立つ傷もなく金彩も美しく輝いている美品です。■サイズ詳細全長１５．５㎝（注ぎ口から取っての先まで）全幅　９．２㎝高さ１０．０㎝（蓋の取っ手の先から）重さ　２７３ｇ容量　３３８㏄